「10年かけて気づいたこと」

最近、コンサートなどイベント続きなのと、
10年間の活動をまとめた作品を形にしようと、
昨年からそういった制作を続けてきているので、
自ずと活動10年を振り返ることが多いです。

私は曲を書き、それを編曲し、収録し、楽曲として完成させる。
それらを繰り返し、1枚のアルバムを完成させる。
アルバムジャケット撮影やデザイン、CD販売など、
付随する仕事については、多くの方々のお力を借りながら、
自身の指の数では納まらない数のアルバムをリリースしてきました。
結局のところ、セルフプロデュースを突き通した10年で、
その音楽活動の幅広さゆえ、体に鞭を打つ毎日ではありました。

そういうことを、何の疑念も持たずにやってきた訳ですが、
ある時、大きなことに気づきました。

「作り出した曲たちが、私を動かしている」ということ。
それぞれ個性的で意志のある曲が、「もっと自分(曲)を輝かせて」
「もっとみんなに自分(曲)を聴いてもらえるように努力して」
と曲自身がもっとこうしてほしいと訴えるようになったということ。
…曲と対話ができるようになった、ということですかね。

元々曲を生み出す管理者のように自身のことを考えていたのですが、
実はそうではなくて、それぞれの曲をどうにか輝かせてあげようと、
常に頭を悩ませて、曲を育て、ステージ上で誰よりも輝かせる、
「プロデューサー」なんだと、そう考えるようになってから、
頭の中の曲たちも嬉しそうで、ようやく納得したのか、静まりました。

明日はそんな曲たちが輝く特別なステージです。
人の目には直接見えない彼らが、
10年の間、もくもくと制作してきた生楽器や電子楽器の音色、
そして私、TSUKINOSORAのグランドピアノの生演奏と共に、
ふわりと自由に飛び回る姿を想像しながら聴いていただけたら嬉しいです。

10周年記念コンサートの前日に
2017.9.23 TSUKINOSORA

公演詳細 → http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002232720P0030001

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Posted byTSUKINOSORA