涙を流してマスタリング。

2月末までに、例の新曲の録音に関しては終わったのですが、
その後最終調整や他の曲の打ち込みなどに追われています。

昔からファンでいらっしゃる方はご存知だと思うのですが、
私の曲の場合、インストでも必ず”歌詞”というものがあって、
歌おうと思えばいつでも歌えるように仕組んであります。
(どの曲も、歌曲としての特質を隠し持たせています。)
もちろん歌いませんが、ピアノの主旋律(メロディーライン)と
伴奏がはっきりわかれているのはそういう理由があります。

ただ、そうするとどうしても特別な「思い入れ」というのが出来てしまい、
弾いているだけで神経が衰弱し、辛くなってしまったり、
聴くだけで顔を歪ませてしまったりすることが少なくありません。

芸術家は概して自分勝手な所があり、良くも悪くも自分の世界を持ち、
それに対し個々に強い想いを抱いていることがあると思います。

私が理想としている「想いを伝える音楽」を作る上では、
その自分の世界に浸り、強い想いを抱き続けることというのは、
なくてはならないもので、とても重要なことなんだとわかりますが・・・。
今後のことを考えると、さすがに少し不安になってしまいます。

こんな風に、自分の曲を録音する度、最終調整をする度に、
心を乱していたら、それでは身が滅びるのも時間の問題です。

でも結局、どうすることもできずに、前回の「届かぬ想い」に引き続き、
ここ数日はまた、泣きながら演奏、録音、ミキシング、マスタリングを
しています。何だかとても疲れるし、体調も壊してしまいそう…。
作業が嫌だからとか、仕事をするのが嫌だからとか、何か嫌なことが
あったからとか、そういうのは全くないし、いつも全く関係ないですよ。

時々、デスクトップ上のCubaseの赤いアイコンをクリックするのが、
躊躇われるのは、そんな事情からでしょうか。

というよりも、最近それを見るだけで、怖いです。
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Posted byTSUKINOSORA